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マヂカルラブリー面白くない?上沼恵美子と野田が3年前に炎上?

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12月20日、マヂカルラブリーがM-1グランプリ2020で優勝しましたね!

多くの人の感動を呼んだのには、3年前の上沼恵美子と野田クリスタルの炎上事件があったことも背景にあるのではないでしょうか。

まだ記憶に新しい2017年のM-1グランプリにて、上沼恵美子に「面白くない」と酷評された野田は「本気でやってるから」と反抗的な態度をとり、ネットで炎上しました。

3年前の上沼恵美子と野田の数分のバトルはどのようにして起きたのでしょうか。

面白くないと言われ最下位となり、炎上までしてしまったマヂカルラブリーが3年後、涙ながらに優勝トロフィーを掲げる様子を誰が予想したでしょうか。

今回は、3年前の炎上から今年の和解までを調べてみました。

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マヂカルラブリー面白くない?

マヂカルラブリーが炎上した次の年、審査員に嫌われそうなトリッキーなネタを披露する漫才コンビが、ネットでは「マヂラブ枠」と呼ばれ、カテゴライズされていました。

M-1グランプリ2018のマヂラブ枠はトムブラウンと言われていました。

ボケとツッコミがいて二人の掛け合いのみで面白い漫才をするいわゆる「しゃべくり漫才」ではなく、摩訶不思議な世界観の、掛け合いの少ない漫才をするコンビが決勝進出をしたのが初めてで、かなり抵抗があり、面白くないと酷評されてしまったのかもしれません。

マヂカルラブリーのネタって、王道が好きそうな審査員からは引かれそうなのわかる(笑)。

マヂカルラブリーは面白くない?

マヂカルラブリーのネタは賛否両論あります。3年前のM-1グランプリでのネタを元に分析していきましょう。

2017年のM-1グランプリで披露した漫才は「野田ミュージカル」。

掴みの自己紹介では、野田が「村上殺しでーす。」と言い、その不謹慎さがファンにはたまらないのですが、初めて見る人には少々刺激的でした。

テレビ露出が少ない中での自分たちの世界観を出すには、少し早すぎたのではないでしょうか。

野田の独特な動きの後に「客じゃねーかよ」というツッコミが想像の裏をかいていて面白かったです。

しかしその後も見ている人の想像を超えるのではないか、何か起こるのではないか、という期待値が上がった上で、パターンが同じだったのは、飽きてしまう要素としてあったと言えます。

また、その時の決勝出場者はとろサーモン、かまいたち、スーパーマラドーナなど、正統派の漫才コンビが名を連ねていたため、ボケがあまり喋らずに変な動きをしてパターンの同じツッコミをするマヂカルラブリーはM-1の「飛び道具」として、審査員やお客さんにヒットしなかったのでしょう。

マヂカルラブリーのネタの特徴は?

マヂカルラブリーのネタの特徴としては、シュールで狂気的なコント漫才が多いです。

掴みは、村上が「どーもー!マヂカルラブリーです。お願いしまーす!」と同じタイミングで野田が「〇〇です」とシュールな自己紹介をします。

そのため掴みは速いです。お決まりの掴みのため、知っている人は野田が何を言うのか初めから構えて、最速で世界観にのめり込んでいきます。

「○○がしたいよー!」という野田の叫びから始まり、奇妙なボケを遂行し、ツッコミがボケを解説しながらネタが進みます。

ボケの野田の動きが多く、ツッコミの村上はほとんど動かずに見守ります。

見守りながら、野田が「今何をしているか」を冷静に解説します。

馬鹿馬鹿しくておとぼけなボケが多いのですが、野田の顔つきと話し方のあべこべさが「怖おもろい」という感情を加速させます。

ボケに目が行きがちですが、ツッコミの言葉もこだわりがあり魅力が溢れています。

どちらかと言うと、ツッコミで笑いを誘うネタが多いかと思います。

「なにを見させられているの?」という気持ちをツッコミの言葉で「なるほど、そういうことか」と納得させられ、なぜか納得させられた自分にもじわじわ笑ってしまうのが特徴です。

個人では、ボケの野田がR-1ぐらんぷり2020で優勝しました。

自作のゲームを使って優勝し、ゲーム系の仕事が増えたとか。

そんな中、劇場のコンビ紹介文でマヂカルラブリーのことを「R-1優勝者とただのピンク豚」と表していたエピソードは個人的に好きです。

マヂカルラブリーのツッコミ、めちゃくちゃ好きなんだよなあ。言葉のチョイスが神がかってる!

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上沼恵美子と野田が3年前に炎上?

3年前のM-1グランプリで初めて決勝進出をしたマヂカルラブリーでしたが、審査員全員に80点代をつけられ最下位という結果で終わりました。

審査員の一人であった上沼恵美子に酷評をされ、反抗的な態度をとった野田はネットで炎上しました。

2017年のM1で上沼恵美子が酷評!?

2017年のM-1グランプリでは、ネタを終えたマヂカルラブリーに対して感想を振られた上沼恵美子は「ごめん聞かないで」と不機嫌に答えました。

その時の絡みは下記の通りです。

上沼「高感度あげようと思ったらね、審査員も良い点を押したらいいわけです。でも、、、本気で私も挑んでます。」

野田「本気で挑んでるから!!本気でやってるから!!」

上沼「本気でやってるっちゅうねんこっちも!!!!」

司会の今田や、村上はその二人の絡みを温和に終わらせようとなだめていましたが、上沼は終始不服そうな顔つきで、「好みじゃない」や「よう決勝残ったな」と吐き捨てました。

それに対して野田は着ていたシャツを脱ぎ捨て、会場は混沌としていました。

松本の「録画してきたんですけど、ここはスキップします。」というコメントが会場を和ませ、放送事故はなんとか防げました。

2020年のM1では上沼恵美子と和解?

2020年、マヂカルラブリーはリベンジを果たすため、決勝に挑みました。

出囃子とともに下から上がってくる瞬間、土下座で登場した野田。

お決まりのつかみでは「どうしても笑わせたい人がいる男です」と上沼を連想させる自己紹介を言い、会場は笑いに包まれ、微笑ましい顔の上沼がアップされました。

この時点でマヂラブに追い風が吹いていた気がします。高級フレンチのネタは2年前の準決で落ちた時のネタをブラッシュアップされたもので、大一番の舞台で披露する度胸がマヂラブらしさなのか、堂々としていました。落とし所が統一されており、奇天烈な動きをしても分かりやすい内容で、ファイナルステージでも大爆笑をかっさらっていました。

マヂラブらしさを残しつつ、ネタの丁寧さが見られ、元々あったイメージと良い差がついていたと思います。

大爆笑に包まれた会場で、まず話を振られたのはもちろん上沼恵美子。

3年前のあの酷評事件をすっかり忘れていた上沼は「あんたらアホやろ。馬鹿馬鹿しさ突き抜けて芸術や」と笑顔で讃え、マヂカルラブリー含め、3年前の炎上を知っていた全員がその瞬間を大いに喜んだでしょう。

しかしファイナルステージで上沼は、おいでやすこがに票を入れ、マヂカルラブリーは裏切られるのでした…。

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まとめ

今回は、マヂカルラブリーは面白くないのか?野田と上沼恵美子の3年前の炎上から、今年の和解までを調べました。

3年前、上沼恵美子に面白くないと言われたマヂカルラブリーは野田の反抗的な態度から炎上しましたが、今年は見事リベンジを果たし、日本一の漫才師に輝きました。

マヂカルラブリーは今年のM-1グランプリで優勝を果たし、上沼とも和解しました。

しかし次は漫才じゃないと言われ、またしても世間を騒がせています。

面白くないと言われたり、漫才じゃないと言われたり、様々なステレオタイプを覆している男たちの今後に、期待しています!!

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