スポンサーリンク
引用:公式https://youtu.be/dPT1Davqat8
テレビとネットの境界線を探るため、ゲストが攻めた企画を持ち寄って作成された放送ギリギリのVTRを生で放送する「マッドマックスTV」。
そんなアバンギャルドな番組、マッドマックスTVでの、とろサーモン久保田とひろゆきの討論が面白いと話題を呼んでいます!
とろサーモン久保田が持ち込んだ企画は「人気コメンテーターを論破する」というもので、2ちゃんねる創設者のひろゆきを討論の相手として指名しました。
「絶対バズる」と自信満々な久保田、「この企画絶対面白い!」と期待するスタジオメンバー。
見事論破されてしまったのはどちらだったのでしょうか…。
目次
スポンサーリンク
歯に衣着せぬ物言いで度々ネットを騒がせていますが、言っていることはど正論で、時たまキラキラした宝石のような言葉を紡ぎ出す、とろサーモン久保田。
久保田の持ち込み企画は、「有名コメンテーターを論破してみた」というもの。
久保田の言葉巧みなイメージは、漫才のネタやテレビでの発言などから読み取ることができ、世間一般的にも知られていると思います。
またラップを趣味としているため、瞬時に考え即座に答えると言った討論は得意と言えます。
芸人で久保田を論破できる人はいないのではないでしょうか。
「自信なかったらやんないよ」と自分の企画に自信満々な久保田に、スタジオメンバーは「これはめっちゃおもろいでしょ!」と期待を隠せない様子でした。
久保田が討論の相手として選んだのは、2ちゃんねる創設者である、ひろゆきこと西村博之。
久保田は自身の過激なツイートや率直なコメントによって何度も炎上し、匿名での誹謗中傷に何度も耐えてきました。
そんな、久保田を苦しめたと言っても過言ではない、匿名の掲示板をこの世に生み出したのが、ひろゆきだったのです。
ひろゆきのことを久保田は、「2ちゃんねるという、顔も出さずに文句を垂れ流すような、悪の巣窟を作った人間」と罵倒し、さらには「あのサイトをぶっ潰すぐらいの勢いで絶対勝つ!」と挑発しました。
久保田は復讐する勢いで、ひろゆきを指名したのでした。
ひろゆきは、ロジカルな思考を生かし、鋭いコメントで様々な意見を論破してきた有名コメンテーターです。
先ほども述べましたが、匿名のネット掲示板である「2ちゃんねる」の創設者です。
話している顔つきや言葉から彼の言い分は一見屁理屈に聞こえますが、よく聞いてみるときちんとした裏付けがあり、筋が通っているのです。
明達なコメントで数々の論客を黙らせてきました。
スポンサーリンク
マッドマックスTVでの久保田提案の企画に、フランス・パリ在住のひろゆきは、「予定が空いていたから」と言う軽い理由で承諾しました。
勝敗は、一般人の男女10名がジャッジし、票数の多かった方が勝ちとなります。
モニター越しに映るひろゆきは、どこの誰が見ても「余裕」の2文字で表せるほどの笑顔でした。
その顔を見た久保田の顔は一瞬曇り、苦笑いを浮かべましたが、この時点ではまだプライドが勝っているようでした。
久保田の考えたテーマを聞いたひろゆきは、賛成か反対を尋ねられ、「久保田さんの選んだ反対側で大丈夫です」と、自信満々。
討論がスタートし間も無くVTRに写ったのは、涙目でタジタジ姿の炎上芸人でした。
討論のテーマは、久保田の考えた得意ジャンルで、計3本勝負。
ひろゆきが賛成派で、久保田が反対派に。
久保田はお金の面で、ひろゆきは不祥事を起こした家族のメンタル面にフォーカスした意見を述べ、討論はヒートアップしました。
久保田は不倫をした有名人の作品を止めることを例に反対意見を述べていたのですが、ひろゆきは罪の重い犯罪を例に取り上げ、あっという間に久保田が反論できない状態になりました。
究極論をぶつけてえげつないワードで相手を論破することを久保田は「ひろゆきシステム」と呼び、ひろゆきを徹底的に調べている様子が伺えました。
「不祥事」とはどこまでのことを不祥事と呼ぶのか、この線引きが非常に難しいテーマだったと思います。
久保田は不倫を起こした芸能人の作品を止めるべきではないということを述べたかったのだと推測できますが、ひろゆきは殺人や虐待などの凶悪犯罪を犯した芸能人の作品は止めるべきだと究極論を述べ、久保田を論破しました。
「不倫をした出演者の作品の上映や放送を止める必要はある?」というテーマであれば、久保田の勝ち目もあったのかもしれません。
ひろゆきがアリ派、久保田がナシ派に。
ワイドショーなどでコメンテーターだけをしている芸人と、ネタを一生懸命作って毎日劇場で披露している芸人を同じ括りにしないでほしいと、本音とも言えそうな言葉を久保田は素直に口にしました。
「具体的には誰を想像している?」と聞かれたひろゆきは、「パンサー向井」と即答し、久保田もスタジオも、どんな些細な意見でも言いづらくなるほどの雰囲気となりました。
これに対してMCのかまいたちが「向井は笑いとってる!」と丁寧にフォローするほどの始末に…。
そして、ひろゆきがとどめの一言。
「久保田さんから笑いをいただいてないんで、3分以内に笑い取れなかったら芸人名乗るの辞めてもらっていいですか?」
その一言に久保田は目に薄らと涙を浮かべながら「そんな火の付け方ある?」と苦笑い。
久保田がタジタジとなった瞬間、終了のゴングがなり、ひろゆきが勝利しました。
「コメンテーター芸人」の具体例で、いつものようにちょうどいい具合の芸人の名前を言って笑いが起きるのかと思いきや、言葉を詰まらせた久保田に、少し期待を裏切られた感はありました。
過去の炎上事件を思い出し、渋ってしまったのでしょうか…。
そう思うと、捨てるものは何もない、というスタンスだった久保田の状況は、現状では打破されており、守らなくてはいけない何かがあるのかもしれないですね。
結果としては、ひろゆきの圧勝でした。
「ぐうの音も出ないですわ…」という久保田の小言が聞こえたところでVTRは終了しました。
論破王に立ち向かってはいたものの、いつもの久保田節を発揮することなく、大人しい久保田にて、討論の幕は閉じたのでした。
スタジオでは、「審査員、全員2ちゃんねらーです。」と炎上芸人らしい言い訳をした久保田は、「僕らが見ていても久保田さん負けてましたよ。」と山内に即座に突っ込まれていました。
マッドマックスTVでの久保田とひろゆきの討論は、企画としても刺激的で、かなり見応えがあり面白かったです!
ギリギリ討論会は、もう二度とやりたくなさそうな久保田でしたが、筆者的には是非とも第2弾を開催して欲しいと思います。
久保田vsひろゆき、ギリギリ討論の全貌はABEMAプレミアムで視聴可能です。
スポンサーリンク
マッドマックスTVでのとろサーモン久保田と2ちゃんねる創設者ひろゆきによる討論が面白いと話題になっていましたが、いかがだったでしょうか。
ひろゆきの論破力を改めてすごいと感じることができました。
また、とろサーモン久保田が論破されて完敗する姿は貴重でした。
マッドで面白い企画をゲストが考えて、VTRにして生放送する前衛的な番組「マッドマックスTV」は、毎月第4火曜日の深夜0:20〜1:20にテレビ朝日で放送されています。
スポンサーリンク