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日曜劇場『半沢直樹』4話では親会社である東京中央銀行と電脳を相手に全面戦争に突入した東京セントラル証券の半沢直樹。
大和田や伊佐山の巧みな策にのまれそうになりながらも、スパイラル瀬名社長を守りきり、出向先のセントラル証券から再び銀行に戻りことができましたが、そこに降ってきたのは「帝国航空を再建せよ」という中野渡頭取(北大路欣也)からの命令でした。
半沢直樹を出向させたり、銀行に再び戻したりと、結局は中野渡頭取の手のひらで転がされている様子が不気味さを感じますが、中野渡頭取の本当の思惑は明らかにされていません。
原作は池井戸潤の『銀翼のイカロス』ですが、今回、半沢が腕をふるうのは経営破綻寸前の状況におちいった大手航空会社・帝国航空の再建。
准メインバンクである東京中央銀行では審査部が再建を担当していましたが、業績悪化に歯止めがかからず、頭取直々の指名で、半沢直樹が担当を命じられ…というところから第二部が5話よりスタートします。
そしてこの帝国航空のモデルがJAL再生タスクフォースだといわれています。
今回は帝国航空モデルはJAL再生タスクフォース?半沢直樹5話あらすじネタバレお届けしていきたいと思います。
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IT企業・スパイラルの買収劇をめぐり、電脳雑伎集団の粉飾を突き止めた半沢直樹(堺雅人)は、東京中央銀行を救った立役者として本店への復帰を果たした。だが復帰早々、中野渡頭取(北大路欣也)から直々に破綻寸前の帝国航空の再建を任される。
帝国航空は日本の空輸を担い、まさに国を代表する大企業だが、近年の経営状態は決して芳しくない。しかし、労働組合やOBの力が強いため大胆な改革もままならず、もはや身動きが取れなくなっていた。
そんな矢先、新たに国土交通大臣に就任した白井亜希子(江口のりこ)が会見で帝国航空の大胆な改革を華々しく提案する。彼女によれば、弁護士の乃原正太(筒井道隆)をリーダーとした直属の再建チーム「帝国航空再生タスクフォース」を立ち上げ、帝国航空に債権を保有しているそれぞれの銀行に、一律7割の債権放棄を検討しているという。
もしこのプランが実現すれば、東京中央銀行はおよそ500億円もの債権を手放さなければならなくなってしまう。半沢は何としても帝国航空を自力再建させるため、帝国航空へと乗り込むが、そこには一筋縄ではいかない巨大な壁が待ち受けていた…。
帝国航空のモデルは、数年前に経営破綻した日本航空=JALだといわれています。
JALといえば、親方日の丸の官僚的な経営体質、経営陣のお家騒動と粉飾決算、会社側組合と自主組合5組合の激しい対立、さらには長年の自民党政権との癒着がもたらした不採算路線進出やアメリカからの機体大量購入など、さまざまな問題を抱えており、”伏魔殿”とも呼ばれていました。
経営が悪化してからもこうした社内の構造が複雑にからんで再建が進まず、とうとう2010年に会社更生法の申請をするにいたったことは記憶に新しいと思います。
半沢たちが再建を進めようというところで、憲民党から進政党への政権交代が起き、政権を握った進政党は前政権下で半沢らがまとめた再建案を白紙に戻してしまいます。
そして、再生タスクフォースという新しい諮問機関のもとで再建案の肝として打ち出されたのが、銀行団への債権放棄。
東京中央銀行も500億円もの債権放棄を求められますが、半沢たちは債権放棄せずとも自主再建は可能だとして、進政党に対して徹底抗戦を挑みます。
この政権交代による混乱も実話に近く、進政党=民主党のことで、民主党は09年に政権交代を果たしますがその途端に、前原誠司国土交通大臣が自民党政権下でJAL再建策を検討していた有識者会議を廃止。
小説と全く同じ名称の諮問機関JAL再生タスクフォースを立ち上げ、銀行に再建放棄を迫っていることから、今回の半沢の敵は、政権交代でJALの再建策の主導権を握った民主党と前原国交相ということになります。
更新していきます
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