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山本太郎氏(44)が今年4月に立ち上げた[れいわ新選組]は、比例区と選挙区で計10人を擁立し、山本氏自身も比例区から立ったものの、得票を伸ばせず、落選が決まりました。
しかし落選したとはいえ、山本太郎氏が獲得した得票数は99万2267票で、1人で100万票近くをとったことになります。
当選者50人のうち、最高得票だった自民党の柘植芳文氏(60万189票)を40万票近く上回ったにもかかわらず落選という事態がネットで[なぜ落選?][不可解すぎる]との声があがっています。
そして山本太郎氏への異例の多額の寄付金にも、支持する人達の多さがわかります。
今回は、山本太郎落選理由はなぜ?100万の得票数と4億の寄付金にツイッターの反応は?調べてみました!
目次
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れいわ新選組の山本太郎氏は比例代表候補155人中、なんとダントツ1位の最多99万2267の得票数を獲得しながら落選しました。
東京選挙区で前回6年前は67万票で4位当選し、今回も東京で出れば当選確実と見られていた山本太郎氏が比例に転出したのには驚きましたが…。
比例代表ダントツ1位の得票数を獲得しながら、なぜ落選したのかが非常に気になる人も多いのではないでしょうか?
その理由はズバリ![特定枠]
[特定枠]とは、比例代表で政党が当選者の優先順位をあらかじめ決めることができる制度です。
[特定枠]の候補は、個人の得票に関係なく、名簿の順に当選が決まります。
この[特定枠]使うかどうかや、使う場合に何人にするかは、各政党が決めることができるのも特徴です。
これまでの比例代表は、各党が獲得した議席の枠内で、名簿にある各候補者が得た個人票が多い人から当選する仕組みで、この仕組みは「非拘束名簿式」と呼ばれています。
有権者は、比例制度で政党名か個人名のどちらを書いてもよく、政党名と候補者名それぞれの合計が各党の総得票数となり、その総得票数に応じて各党に議席が配分される仕組みです。
[特定枠]は、候補者の得票数に関わらず、当選させたい候補者の優先順位を政党側が決めることができます。
[特定枠]の候補者は、他の候補者とは違って大きな制限があります。
個人としての選挙活動は一切認められておらず、選挙事務所や選挙カーを持てない上、ポスターの掲示も禁止されています。
その理由は[特定枠]の候補者名が書かれた票は、政党の得票として有効となる…つまり、【個人】ではなく【政党】としての議席の確保という認識でよいかと思われます。
特定枠は、候補者の得票数に関わらず、当選させたい候補者の優先順位を政党側が決めることができる。
う~ん…
考え方によってはある意味民意を無視した制度のような気もしますが…。
今回の選挙で、[特定枠]を利用したのは下記の3党です。
自民とれいわは2人、労働は1人を擁立しました。
自民党は、合区となり、候補者を出せなかった徳島県と島根県から立候補者、三木亨さん、三浦靖さんを充て、当選確実と報じられた。
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選挙にかかる費用は、選挙の種類や地域・選挙区の規模などによって大きく異なります。
例えば、一般的な市議会議員選挙の費用は200万円~800万円。
参議院選挙では6,000万円以上とも言われています!
参議院選挙で立候補したら…家…建てられちゃいますな…。
[れいわ新選組]が4月の設立以来、2カ月余りで2億円超の寄付を集め、7月の選挙までになんと4億円の寄付が集まったとされています。
山本氏はどちらかというと好き嫌いが大きく分かれる政治家で、「れいわ」の政策の実現性を疑問視する見方もありますが、短期間でこれほどの集まるのは異例とのことです。
いかに有権者の心をつかんでいるかが数字にあらわれているのではないでしょうか?
選挙直前にきて駆け込み寄付金が増えたとの話がありますが、その理由は何でしょうか?
それは山本太郎氏の[街頭演説]です。
普段選挙に興味がない人ですら思わず足をとめて聞き入っててしまったとの声がネットでも話題になっています。
す…凄すぎる…足をとめて聞き入るってよほどなことですよね。
街頭演説の時に寄付金をおさめることができるので、この聴衆の数を考えたら…そりゃ4億くらいあつまるわ…と思いました。
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今回は、山本太郎落選なぜ?100万の得票数と多額の寄付金はいくらなのかを調べてみました。
比例代表ダントツでの100万近くの得票数を獲得したにもかかわらず落選したのは、[特定枠]という選挙制度が理由ということがわかりましたね。
しかし実はこれも山本太郎氏の戦略通りとの見方もあります。
今回は自分が落選しても[れいわ新選組]の議席を障害者の2人に確保させ、自分は衆議院選挙で打ってでる…そんな話も出てきています。
山本太郎氏への多額の寄付金がどうやって集まったのかも、なるほど…納得…というものでした。
今後の動向から目が離せませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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