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2012年ロンドンオリンピックでボクシングミドル級金メダルを獲得し、一躍世にその名を知らしめた村田諒太。
ミドル級といえばアフリカ系アメリカ人が歴代チャンピオンに名を連ねる最激戦区です。
世界で最も層が厚いといわれる、ボクシングミドル級で勝ち抜く強さの秘密には、筋肉トレーニングと目のトレーニングでの動体視力の凄さが大きく関わっているといわれています。
今回は村田諒太の筋肉、動体視力強化の秘密がヤバイ!?ツイッターの反応をお届けしていきたいと思います。
目次
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日本人2人目のミドル級での世界チャンピオンを目指す村田諒太。
世界で最も競争が激しいミドル級の体重制限は69.853~72.575kgです。
海外の大男たちと互角に渡り合う村田諒太の身長は182㎝です。
他のミドル級チャンピオンと比べてみると…カネロ・アルバレス(元WBC世界ミドル級王者)=175㎝、ゲンナディ―・ゴロフキン(WBA・IBF世界ミドル級王者)=179㎝なので、身長・リーチでは非常に恵まれています。
身長が高いとなると、その分筋肉量は抑えざるを得ませんが、非常に美しい筋肉美を誇っています。
体格差を埋めるために、ハードな筋力トレーニングをしているかと思いきや、俗にいう[重りを挙げる筋トレ]は一切行っていないそうです。
筋トレを辞めた理由ですが、村田諒太はアマチュア時代国内では無敵だったものの、国際大会ではことごとく負けていました。
その原因を外国人とのフィジカルの違いと分析した村田諒太は、筋トレに活路を見出しましたが、その結果、スピードの低下やバランスの悪化を感じ、マシンやバーベルを用いての筋トレは不要と判断し辞めたそうです。
当時は専属のトレーナーもいなかったようですので、自己流のトレーニングにも原因があったかもしれませんね。
村田諒太が筋肉の柔軟性を再大限に引き出すために行っているのは[初動負荷トレーニング]といわれるトレーニングです。
初動負荷トレーニングとは、これまでの筋トレの概念とは全く違う、[筋肉の柔軟性を高め、スピードや加速力を最大限に高めるためのトレーニング方法]です。
専用のマシンを使うことが必要となりますが、専用のトレーニングマシンが設置された施設も全国に徐々に増えていっており、アスリートを中心に注目されている新しいトレーニング方法です。
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「見る力」すなわちビジョンとは、いわゆる視力のことを指しません。
私たちが「ものを見る仕組み」のことをビジョンとよびます。
ビジョントレーニングとは、ものを目で捉える力や目で見たものを脳で処理し、体を使って動かす機能を高めるトレーニングです。
村田諒太の動体視力が上がったと言われているのはこのトレーニングの効果と思われます。
また、ビジョントレーニングは、アスリートだけではなく、発達障害や学習障害などにも効果があるとされています。
黒板を写すのが遅い、文章内の同じ行を何度も読んでしまう、体のバランスが悪い…これらの問題はビジョントレーニングを行うことで軽減できる可能性があるとのことです。
これはかなり気になる情報ではないでしょうか?
村田諒太はビジョントレーニングに3年半ほど取り組んでいて、約100万円の装置(光る点を指でタッチしていく器具)を自宅にも設置して、目を鍛えてきたそうです。
反射神経向上などを主眼にしていたそうですが、思わぬ効能が精神面にあったそうです。
「機械をばばっと押していく時に、力みがあるとできない。力んでいるか、ないかが(感覚的に)分かる」とコメントしています。
その他にも以下のような効果を実感しているそうです。
う~ん…私もかなり目が悪いので、このトレーニングでの効果は気になりますね…。
特に視力の回復の仕方が凄いですよね!
ビジョントレーニングについて調べると…簡単に言えば「目が本来持っている力を向上させるトレーニング」だそうです。
目が本来持っている力とは?
効果は?
このトレーニング最高じゃないですか!
私自身の目の衰えとすれば、遠くも見えない、近くも見えない、ピントは合わない、眼精疲労上昇…
あれ…?書いてて泣けてきますね…。
ボクシングで言えば、「相手がパンチを打とうとするとき、表情が一瞬変わる」とよく言われます。
人間であれば、行動をする直前にピクっと瞳孔が開くとか、歯を食いしばるとか、何かしらのサインが出ますが、「目が良い」とそれが分かるのです(凄い…)。
村田諒太はそれのためにビジョントレーニングをしていると言えるでしょう。
ビジョントレーニングは一般的にもよく知られているトレーニング方法だということがわかりましたね。
ボクシングの世界では、わずかな表情の変化や動きを、いかに素早く的確にとらえることができるかも勝敗の大きなカギにつながると思います。
村田諒太はエンダム戦で、「防御がうまい」という評価を得ましたが、やはり「よく見えている」からなんだと思います。
見えているからよけられる、とったダウンもカウンターでしたから、パンチが本当によく見えているのだと思います。
ビジョントレーニングいいな…かなり興味がでてきましたね(100万円の機械は買えませんが)。
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今回は村田諒太の凄さの秘密、筋肉と目の動体視力を鍛えるトレーニングについて調べてみました!
村田諒太の盛り上がった三角筋や大胸筋や腹筋を見ると、さぞかし過酷な筋トレに励んでいると思いきや、実は筋肉の柔らかさやしなやかさを重視しているということがわかりましたね。
村田諒太が重い負荷をかける筋トレをしないという理由、目の動体視力を鍛えるビジョントレーニングの内容に彼の凄さを感じることができました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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