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東武東上線人身事故が多い理由が最悪?今日の運行状況ツイッターの声

東武東上線人身事故運転再開はいつ?ツイッター最新情報更新

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東武東上線は人身事故がやたらと多いといわれている路線ですが、また、昨年は一日中受難続出だった日のことがツイッターでは大きな話題にもなり、『東武東上線』という言葉がトレンド入りする事態にまでなりました(東武東上線運行状況現在は?呪われた路線とツイッター大騒ぎの声

『今日も人身事故起きた』などの声がツイッターで上がるたびに、今日の運行状況が気になりますよね。

東武東上線の駅にホームドアの設置をすれば本当に人身事故が減るのでしょうか?駅と駅との間での人身事故も多いとの統計もあります。

今回は東武東上線人身事故が多い理由が最悪?今日の運行状況ツイッターの声をお届けしていきます。

 

東武東上線が人身事故が多い理由

東武東上線は本当に受難路線のイメージが高い! 

東武東上線は東京・池袋から埼玉・寄居を結ぶ路線です。坂戸からは支線の越生線が分岐しています。

和光市からは東京メトロ有楽町線に乗り入れをしています。

東京と上州を結ぶ路線として計画されたため東上線と言う路線名になりました(上州ではなく上野こうずけという説もあります)。

1日に約100万人が利用する、東京メトロ有楽町線や副都心線、東急東横線などにも直通運転している東武東上線は、私鉄で一番人身事故が多い路線と言われています。

2013年においては東武東上線では30件ほどの人身事故が発生していました。

その理由として色々な憶測が飛びかっていますが、中でも多いのは…東上線は慰謝料が安く、路線などホームが無防備状態な駅が多い

実際にホームドアが設置されている駅は2つ(池袋、川越のみ)

2020年度末までには朝霞駅と志木駅にもホームドアが整備される計画らしいです。

さらに、快速やTLライナー(7駅程度しか止まらないもっとも早い電車)などが多く、総括して自殺にはもってこいの路線だということがいわれています。

 

東武東上線 人身事故発生件数

※左側の数字は5月末、右側は年間の件数、カッコ内は1カ月当たり

15年……9件(1.8)
14年……18件(3.6)→34件(2.8)
13年……11件(2.2)→32件(2.7)
12年……10件(2.0)→34件(2.8)
11年……6件(1.2)→20件(1.7)
10年……14件(2.8)→29件(2.4)
09年……11件(2.2)→23件(1.9)
08年……8件(1.6)→25件(2.1)

全駅でのホームドア稼働後は人身事故が激減するとのデータもあります。

しかし、東上線は様相が異なり、人身事故対策が難しいといわれています。

その原因は、駅ではなく踏切など駅間での人身事故が多いことです。

駅間の事故はそのほとんどが踏み切りで起こっていると言っても過言ではありません。

踏み切りからは線路に進入しやすく簡単に巻き込まれてしまいます。

7年間の東上線の人身事故は197件。

発生場所は駅が95件(48%)、駅間が102件(52%)で、わずかですが駅間のほうが多いということになります。

  • 大山~中板橋駅間(13件)
  • 川越市~霞ヶ関駅間(9件)
  • ときわ台~上板橋間(8件)
  • 志木~柳瀬川駅間(8件)
  • 鶴瀬~ふじみ野駅間(7件)
  • ふじみ野~上福岡駅間(7件)

駅での発生は最多が新河岸駅(8件)、次にときわ台駅(7件)、上板橋駅(6件)となっています。

大山~中板橋駅間の多さが際立っていて、さらに、この区間の両端である大山駅と中板橋駅では、それぞれ5件と4件の人身事故が発生していて、駅間と合わせて計22件という特異な多発地帯となっています。

 

東武東上線の自殺が急増

東武東上線では同じ10年間に185件の自殺が発生しています。

中央線の7割程度だが、最近の3年間(2012〜14年度)に限ると78件(年平均26件)で、同じ3年間に79人が自殺した中央線に匹敵します。

東上線の自殺が20件を超えたのは2009年度(23件)が初めてで、その少し前は年間6件程度という自殺が低水準の路線だったので、まさに急増という言葉がピッタリですね。

毎月2人ペースというのは全国でもこの2路線に限られるが、最近5年間で月1人以上が自殺している路線となると、JR常磐線(全線)・京浜東北線・総武線(御茶ノ水・東京〜千葉駅間)・高崎線、小田急小田原線、西武新宿線、東急田園都市線、京王線などが該当します。

なお、東京メトロや都営地下鉄の路線は過去10年の自殺数が80件以下なのでランキングには入っていません。

東武は事業者別に集計した死亡率ランキングでもトップで、駅別でも高い傾向が出るなど、もっとも人が死にやすい鉄道会社であることが分かりました。

一方、ホームドア設置が発表された山手線は、平均よりも、むしろ安全な路線だということがわかりました。

 

2020年2~3月にホームドア設置

東武鉄道は2月から3月にかけて、東上線志木駅上りホームと朝霞駅下りホームで転落防止用のホームドアの供用を開始すると発表しました。

朝霞駅の上り線ホーム(3、4番線)は2019年3月に設置されていて、これにより朝霞駅の上下線ホームのバリアフリー化は完了します。

志木駅の下りホームのホームドアは20年度中に設置される予定です。

志木駅上りホームの4番線は2月15日に、同ホームの3番線は3月21日に、朝霞駅下りホームの1、2番線は3月14日にそれぞれ供与を開始する予定。

これにより、東上線は3月末までに、池袋と和光市、朝霞、川越の計4駅のホームドア化が完了することになります。

21年度以降は池袋駅―志木駅間の10駅とふじみ野駅、上福岡駅の計12駅にホームドアが設置される計画がたてられています。

 

 

今日のネットの声

 

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