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オオツノメンガタカブトの生息地は主に東南アジア、カリマンタン島(ボルネオ)です。
その生態や、飼育方法はまだまだ未知の部分が多く、まさに難関種となっています。
まさにマニア向けの昆虫といえるのではないでしょうか。
今回はオオツノメンガタカブトムシの飼育はマニア向けって本当?挑戦してみて思った事をお届けしていきたいと思います。
目次
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オオツノメンガタカブトを飼育することになったきっかけ
オオツノメンガタカブトの寿命
半年〜8ヵ月といわれてるけど、かれこれ1年と4ヶ月生きてる…(メスは半年で亡くなりましたが)。2年寿命説もあるとにかく謎が多い種#オオツノメンガタカブト pic.twitter.com/DTXzIBiNHj— mametank (@mametank3) 2019年7月2日
当時高校生だった昆虫大好き娘が、都内の昆虫ショップで入手してきたのがきっかけです。
普通のカブトムシやクワガタではすでに満足できないらしい娘。
昆虫ショップを覗いては、ハードルの高そうな種類の昆虫を入手してくるので、油断できません…(´・ω・)
今回のオオツノメンガタカブトも、私自身初めて実物を見ました。
ええ…と…。
何だか変わったフォルムをしてるな…。
例えるなら、頭部の部分が日本の戦国武将がかぶっている兜のような形をしています。
日本のカブトムシと違い、脚が短いです。
この脚の短さって、木に登るよりもひょっとしたら地面を這うことが多いのかな…。
ケースから出して、しばらく観察してみました。
動きはとてもゆっくりとしていて、なんだか…面白い昆虫だなというのが最初の印象でした。
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オオツノメンガタカブトの飼育に必要なもの
基本的には日本のカブトムシの飼育で用意するものと同じです。
- 飼育ケース
- カブトムシ用の昆虫マット
- 昆虫ゼリー(高たんぱくゼリー)
- 土の上に敷く枯葉など
オオツノメンガタカブトの飼育方法は全く未知だったので、ネットで片っ端から調べることにしました。
オオツノメンガタカブト…。
オオツノメンガタカブト…。
…………………………………ない…。
悲しいほどにヒットしないオオツノメンガタカブトの飼育方法。
オオツノメンガタカブト自体がマイナーすぎるのかな…。
飼育している人のブログなどもほとんど存在せず…。
たまに見かけるオオツノメンガタカブトの情報を読んでみました。
[難攻不落][寿命半年から8ヶ月…くらいかも?][産卵不明][マニア向け][入手困難]。
おいおい…。
どんだけハードルが高い種を手に入れてきたんですか…。
しばらく調べていても有益な情報にたどり着くことができずに諦めました。
オオツノメンガタカブトの生息地の環境を調べる!
『そうだ!飼育方法が未知なら、まずはオオツノメンガタカブトがどんな環境に生息しているのかを調べてみよう!。』
生き物を飼育するには、その生き物がどんな所に生息しているのかを知る。
これはとても大事な事だというのが私のポリシーなので、早速調べることに…。
オオツノメンガタカブトの生息地はボルネオ…カリマンタン島か…。
カリマンタン島の気候は……。
うわ…。
年間を通して32℃を超えてる…。
しかもひと月の半分以上は雨…。
こりゃ、相当ジメジメしている所に生息しているのね~。
我が家の昆虫部屋の室温は年間を通して大体25℃です。
ですが、これはカリマンタン島の最低気温のようです(;・∀・)
そして、オオツノメンガタカブトの脚の短さの謎。
やはり思った通り、木の上ではなく、地面を這うことが主だということでした。
オオツノメンガタカブトを飼育して驚いたこと、注意点
入手したオオツノメンガタカブトは、オスとメスのペアでした。
なんと、メスにも小さなツノがあるのです!これには驚きました。
- メスにも小さなツノがある
- 温度管理と湿度管理(カリマンタン島の高温多湿の気候にできるだけ近づける)
- 土は乾燥させないように、昆虫マットは水分多め
- オスとメスを同居させておいても、なかなか交尾行動にうつらない種(このことも人間の手でブリードすることが難しいといわれている理由)
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オオツノメンガタカブトムシの飼育はマニア向けって本当?挑戦してみて思った事まとめ
昆虫ショップで入手できる個体は、ほぼ野外採集のワイルドものです。
運がよければメスがすでに持ち腹(すでに交尾済みで卵をもっている)なこともあります。
そこから次世代のオオツノメンガタカブトをそだてることも夢ではないかもしれません。
冬はエアコン管理必須です!。
寿命は半年から8ヶ月くらいということでした。
(野外採集なので、手元に来た時はすでに寿命ということもあります)
メスは残念ながら半年足らずで亡くなってしまいました。
オスの方は我が家に来てから1年8ヶ月近くたちますが、元気にしています( ゚Д゚)
機会があればオオツノメンガタカブトの飼育やブリードにぜひチャレンジしてみてください!
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